何でも体の動く間に挑戦しなはれ！

関西空港からデリーへ向かう途中に素敵な老夫婦に出会った。
年齢は御二人とも６０歳後半。
中卒で仕事をし始め、一代で今度自社ビルを建てるぐらいに会社を大きくしたそうだ。

奥様とお話していると、５０歳までは本当に忙しくて自分の時間は持てなかったそうだ。５０歳以降に車の免許を取りに言ったり、海外旅行に行ったりと、自分のしたかったことに挑戦し始めたらしい。

ご夫婦で年に一回は海外旅行をしているそうで、今回はインド旅行とのこと。今まで、オーロラを見に行ったり、マチュピュチュ遺跡に行ったり、エジプトに行ったりと世界各地繰り出しているらしい。

でも、今回の旅行、奥様は昨年より足を悪くしてリハビリ中、ご主人ははしごより落ちて痛み止めの薬を飲みながら参加とのこと。

「なぜそこまで無理して参加しているのか」と聞くと、「まだ体が動くからね。来年は動くかわからないから、無理してでも参加している」と言っていた。

奥様に、「あなたはまだまだ若い。若いのなら無理してでも、やりたいことはすべてやらんと駄目よ。」と言われた。

６０歳後半で、たった２人だけで（しかもリハビリ中）、あのパワーあふれるインドへ行く老夫婦を見ていると、「何でも体の動く間に挑戦しなはれ！」の言葉が、すごく説得力のある言葉に感じた。

人間やろうと思い始めた時に行動しなければいけない。

体の動く限り、できない理由はすべてが言い訳になる。